どうしてもいけない場合は代わりの対処を
2017年04月17日
不幸の知らせを電話で受けたものの、どうにも先約があって告別式に出られないという場合もあります。そんな時は、包み隠さずどうしてもキャンセルできない用事が先に入っており、参列できない旨を正直に伝える断り方がいいでしょう。
知らせてくれた人が故人の家族である場合でも、親族や関係者を通しての連絡であったとしても、納得してくれるはずです。ただ、亡くなったことを知らせて来てくれるということは、故人や家族にとって大事な人だと認めてもらっている証拠でもあります。
その気持ちに報いるためにも、告別式に参列できない時は弔電を打つのがいいでしょう。故人やご遺族に対して哀悼の意を表する弔電を送ることで、ご遺族の気持ちは随分と慰められ、ありがたいと感じてもらえることは間違いないといえます。最近では、電話局に連絡をして電報を作成してもらうのではなく、インターネットサイトから簡単に送れるようになっています。告別式の日時と場所、誰宛てに送るかといったことがわかれば、後は自分で台紙を選んだり、文面も自由に入力できます。オペレーター相手に個人的なことを話すのは気恥ずかしいところがありましたが、インターネットサイトからでなら専用フォームに入力できますので、思いの丈を込めて送ることができます。読み上げられる弔電が少ないと恥ずかしいという気持ちが遺族にはどうしてもありますので、参列できないお詫びにせめてもの気持ちを届けることが供養になります。